石巻のその先、牡鹿半島の先っぽ、とんがった鼻が太平洋に突き出たところの先に、小さな島があります。
今日は、会社を休んでこの島に遊びにきました。
PHSの電波がやばそうなので、いったん切ります。
フェリーの中で書いてるからね。
では。
つづきです。
鮎川港から出るフェリーを待つ間、少し時間ができたので、港の近くの食堂に入ってみました。
観光客むけの大きな看板がある表通りではなく、ちょっと小さめのお店に。
こんな感じで新鮮な魚介類が置いてあります。
これはホヤ。
子供のころ、どうしても食べられなかったのが、いまではメチャおいしく感じるのだ。
独特の臭いはあるが、苦手と感じる人は、きっと新鮮なホヤを食べたことが無いんだろう、と思うのであります。新鮮なホヤは、とびっきりおいしい。フルーティーなテイストなのです。
むきたてのウニをそえたウニ丼が1500円。
新鮮なホヤの刺し身が200円。
ちょっと豪華なランチでありました。←自分へのご褒美。
社員食堂で食べるランチにして1週間分を、一度に使ってしまいました。
ものすごくリッチな気分であります。
フェリーの運賃は、実際に船に乗り込むときに払います。
450円、往復で900円也(2日間有効)。
ものの25分で島に着きます。
サバイバルってのは大げさで、無人島に行くわけでもない。
魚を釣ってそれを晩飯にしようって考えで、2泊3日の予定なわけで。
ボーイスカウトのイベントなのだが、引率を頼まれたのでいくのであります。
将来、息子たちもこういう活動に参加して欲しいものです。
島の楽校(がっこう)という施設があって、ここに寝泊りをしようと。
かつては中学校だったのだが、廃校となった今は、簡単な宿泊施設として使われているのです。
さて、案の定PHSの電波どころか、ドコモもつながりません。
AUがかろうじてつながるらしい。
なので、この文章は海で遊んだあとの休憩時間で、W03で書いています。
さて、フェリーが島につくと、一足先に来ていた仲間と落ちあいます。
シーカヤックをしているので、フェリーが島につく手前で、すぐそれとわかります。
砂浜のはじっこに、赤や黄色のカヤックが10艘ちょい並んでいたからね。
さて、私はマリンスポーツというものに縁がありません。
そもそも山で育ったせいかもしれない。
どちらかというと、山でキャンプ、の方がウキウキするのです。
でも、この度はシーカヤックをする羽目になっってしまった。
インストラクターさんの説明をきいていると、なぜか楽しそうに思えてくる。
意外とバランスをとるのが難しい。
ひっくり返っているやつもいます。
その度にインストラクターさんが助けていました。
本来ならば、仲間が助けに行くべきだろうが、正確に漕ぐことができない素人には無理な話です。
ひっくり返った場合の対処方法を聞いていて、なるほどと思う。
まず、パドルの先にフロートを縛りつけ、パドルの反対側をカヌーに直角に固定する。
そして、落ちた人はフロートがある側からカヌーにまたがるように乗り込み、足をいれて即座に体を反転させる。
これで正常な体制に戻る。
フロートをわざわざセットするのは、乗り込むときにまたカヌーがひっくり返らないようにするためなんだな。
なかなか思い通りにならないカヌーを漕ぎながら、なんとか沖にでて、しばし水の青さと空の青さを楽しむ。
気持ちいいなぁ。
海水浴客も結構います。
でも、やっとあけた梅雨に喜んでいても、すでに8月。
短い夏を楽しんでいこう。
昨日の釣果はさんざんだったらしい。
まさにサバイバルを冗談抜きで体験したらしい。
ご飯に具のほとんどない味噌汁では、無理もないでしょう。
しかーし、今夜はバーベキューです。
めずらしく高級な豚肉(もち豚)を幸運にもゲットし(10k)、をこれでもか、ってぐらい食べたのでありました。
スカウトの子供たちも満足そうだったが、それ以上に大人も喜んでいたような・・・。
キャンプファイやーをして、久しぶりの星が見える夜空を堪能しました。
シャワーをして、寝ようとしたが、体育館をみるとまだ電気がついている。。
。10時だぞ。
しかし、ここでは周りに民家もないのでうるさくしても大丈夫。
11時ぐらいまでなら、バスケをしてもお咎めなしなのだそうです。
そして、、、つい、子供たちとバスケをしてしまいました。
体力温存しておかないと、明日はきついのに・・・・。
明日は6時起床。
今は0時。
ちょびっとだけ不安がよぎる。
(この投稿は、PHSつながったので帰りのフェリーのなかからアップした)
そして、予感は的中。
体が、首が、、動きません。
そして帰りのフェリーに乗る前に、海をパチリと。
太平洋なのに、水平線に沈む夕陽を見ることができる、珍しいところ。
網地島。
いいところだよ。