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基本スペック
スイスのメーカー、プラストン社のブランド。
サイズは、W38 D32 H42.5
結構でかいです。
大容量タンクで最大7リットルの水がはいる(最大35時間分)
電気代:1日4円〜7円
30畳までカバー。
加湿方法は、「気化式」。
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ロングセラーでありつづけるわけ
この商品、いたるところで目にします。
木を多く使った最近の高気密住宅を新築したお宅で、このボネコを2台使っているお宅を拝見したことがあります。
「ウチのとおんなじのが2台も・・・」
家を新築した人には、どうもこのボネコがいいらしいというウワサが流れているのではないでしょうか??
家の躯体にも優しいんでしょうね、きっと。
また、赤ちゃん関連の情報誌にも、冬の間この広告が出ています。
蒸気を出さず、熱くならない安心加湿器、みたいなコピーで。
小さなお子さんがいる家では、安全のため、気化式がいい、と考えるんですね。
僕は、2年前、カカク・ドットコムで選んで購入しましたが、加湿器のランキングでは、長い間安定して上位をキープしていました。
ちなみに、そのカカク・ドットコムを今みると、、、
型番が「1355
N」になって、ちょびっとアップグレードしている!
これは、シルバースティック(銀製の雑菌をおさえるモノ)が装備された改良型です。
ビッグな国産メーカーひしめくなか、堂々の第7位(結構値段高いのに)。
オイルヒーターでおなじみの「デロンギ・ジャパン」が問合せ窓口のようです。
デロンギも、ロングセラーですね。
なにか、ロングセラー・マジックでもあるのでしょうか。
赤ちゃんがらみで、クチコミ効果が高そう、と僕は感じます。
これがロングセラーの原因?
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ボネコ 1355 Prim Air の仕組み
上部にファンがあり、それが室内の空気をボネコ本体の中に空気を送り込みます。
中では、「気化用ディスク」がゆっくりと回っていて、下部の水槽にそのプラスチック製の羽をぬらし、その羽を空気が通過し、横の吹き出し口から、湿度を含んだ空気が吐き出されます。
そのとき、空気中のホコリなどは、ぬれたディスクに付くため、空気をキレイにしてくれる働きもあるのです。
気化式ですので、加湿しすぎはありません。
部屋の乾燥度合いに応じて、水分を放出するので、適度な湿度がキープされます。
結露の可能性は低くなります。
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羽がこんなにも。。実は、これ、メンテが結構大変だったり。。。
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手入れの方法
ディスクの掃除
水道水を使うのですが、ディスクそのものに、水垢のような白い付着物が固まることがあります。おそらくカルシウムかなにかだと思いますが、結構とりにくいのです。
酢を薄めたぬるま湯につけておいて洗う、という方法が推奨されていますが、僕のやり方がまずいのかどうかわかりませんが、
さっぱり落ちません。
でも、これは別に臭うものでもないし(カルシウムなら、無害そうだし)、ディスクの表面積が増えて加湿効果にプラス、と考えることもできるので、あまり神経質になる必要もないかな、と思うのであります。
「ポット洗浄中」を使うっていう方法もあります。
効果はわかりません。今シーズン終了時に試してみよう。
あと、空気を浄化してくれる、という点は間違いないです。
時々内部をみると、ホコリが水に溶けて、「藻」のように、もやっと水中を漂ってます。これは発見したら直ちに処理しましょう。
意外と内部タンクの凹んだ部分は、汚れがたまりやすいので、要注意です。
ファンの部分の掃除
ホコリがファンのプロペラについているので、取り除きたいのだけれど、どうしても出来ない。ファンの部分をはずすこともできない。
どうみても、設計ミスとしか思えない。
これ、苦労している人、多そう。
僕の場合、シーズン終了のとき、外でエアポンプで風をピンポイントで吹き付けてホコリを飛ばします。でも、決定的ではない。
だれか、いいアイデアないっすか?
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注意点
水を切らせることのないようにしましょう。
前述した「藻」のような、もやっとしたホコリが水中を漂っているのに、水の補給を忘れてしまうと、、、、
「もやっと」君が知らぬ間にミイラになって、ファンが容赦なく風を打ち付けます。カピカピになるプロセスで、悪臭を放ちます。
(外出して、帰ってきたとき、うげahgoa★a k tnae*wajnfЩkagjaojt)
水分補給と「もやっと」君のこまめな除去が必要です。
0.冬の乾燥対策 はじめに
1.天然加湿システム
2.アメニア
3.ボネコ 1355
4.三洋 CFK-VX70F
初めまして、こんばんは。メイフェア。といいます。すてきなブログですね。いろいろなことにきちんとコメントされらっしゃる。見習いたいなーと思いました。加湿について、ちょっと知ったかぶりです。例えば、5℃ 50%の空気を加湿せずに20℃に暖めると、湿度は20%に下がります。これはかなりヤバイです。湿度低下は、風邪など引きやすくなる、静電気が起きる、体からも水分が蒸発する(汗をかいたのと同じ)ので、暖房していても暖かく感じないなど、弊害が多いです。ちなみに、インフルエンザウィルスは、22℃ 50%で 空気中生存率4%と言われてます。健康のため、きちんと加湿をしましょう。ということです。ただ、加湿器は、水質の影響を受けやすいので、こまめにメンテしてください。(建築物衛生法では、1ヶ月に1回点検ってなってます)長くなってしまってすみません。また、きます。
こんにちわ。我が家でも使っています。羽のお掃除はポット洗浄でやってみました。これは結構お手軽にかなり落ちるとおもいます。ファンの部分は車の洗車場に行って掃除機についているエアで飛ばしています。かなり強力な風なので、ちまちま掃除するよりか良いかと・・・今年はもう一台購入する予定ですが、2052を探しています。なかなか無いですね。
全館空調気密住宅では冬季の乾燥が最大の問題。いろいろ加湿器を試した挙句にここ数年ボネコを使っています。エネルギー情勢からむやみに熱に頼らない点で理想的です。メンテ上やや構造的問題がありますが、多少のことで簡単に設計を変えないのもヨーロッパ的見識か。固形水垢は蒸発を伴う器具の宿命です。強い薬剤を使えば除去は不可能ではないが、環境汚染や作業安全の方が問題。どなたか書いているように、機能に問題がなければ、表面のノロノロとか黴菌繁殖予防目的の清掃程度で十分。重要なのはむしろ「清掃の頻度」です。それでも、長期的に心配の向きは、手軽な方法として、ふた付きゴミバケツに水垢除去機能を謳ったトイレ用洗剤を多少濃目に溶かし、ターンディスクのまま、またはばらして漬けます。温水洗浄して、ディスク一枚ずつを台所用のプラスティックたわしでていねいにこすって流します。徹底除去とはいかずとも、かなりきれいになります。さらにこだわる性分の方は、新品の段階で予め剥離剤(市販台所用の撥水・防汚剤)をスプレイしておくとよいかもしれません。(これはアイデアだけでまだ試していませんが、もう一台買ったらぜひ試みるつもりです)