スウェーデンハウスの2年点検が終わりました。
住み始めて3年目ともなると、メンテナンスが必要なところが、当然ながらいろいろ出てきます。
まずは点検に来てくれたスウェーデンハウスサービスのEさんと、外まわりをチェック。
普段明るい時間に、外壁の状態をチェックすることは、なかなかないもので、意外といろいろ出てくるのです。
■壁のコーキングのはがれ
これは気付かなかったのであります。
2箇所ありましたが、Eさんがサクっと補修してくれました。
■前から気になっていた、エアコン用の穴
結局、杞憂でありました。
カバーをあけて一緒にチェックしてみると、しっかり穴はふさがっていました。
雨水の浸入があると、分厚い断熱材入り(しかも常に乾燥状態を維持する)のスウェーデンハウス自慢の壁の内部が腐ってしまいます。
その心配がなくなったことで、とりあえず安心。
■換気口
これは後でメンテナンスシリーズのコラムに書きます。
今回は簡単な説明のみ。
1階の吸気口の網にびっしり汚れが詰まってます。
しっかりキレイにしました。
これは2階の吸気口。
ベランダに出て、軒天にあるこの吸気口も、時々キレイにしなければなりません。
■窓の木枠のヒビ
日が良くあたるこの窓、痛みも激しいようです。
塗装も定期的にしていますが、このような痛々しい姿に。
Eさん(以下E)に恐る恐る尋ねてみました。
僕「これ、どんな風に補修するんですか?」
E「このヒビを埋めて、塗装しますね」
僕「これって点検の一環なので、タダですよね」
E「もちろん」
僕「ヒビが大きくなって、窓を交換することになったら、窓1枚分の費用はかかるんですよね(ヒヤヒヤ)」
E「いえ、点検で見つけたものですから、かかりませんよ」
僕「
すばらしい」
早くこの窓の木枠、ぶっ壊れないかな(笑)。
■内装
内装については、これといって大きな不具合はありませんでした。
強いて挙げるなら、お風呂の窓枠のコーキングのスキマ、クロスの縮みぐらいかな?
ドアの蝶番の微調整や、回転窓の金具への潤滑剤の塗りこみは、いつもしっかりやってくれるので問題なし。
ただし、バルコニードアの蝶番はちょっと厄介でした。
閉めるとき、かすかにドアの下部がこすれることにEさんが気付き(僕はそのときまで、全く気付かなかった)、すぐ調整してくれました。
バルコニードアはそれなりに重いので、開けっ放しはしないように、とのこと。
そういえば、夏、開けっ放しにしていたことが多かったかも(汗)。
■木の家に住むということ
木というものは、不思議な材質で、伐採されて何十年も経つのに、その強度は弱まることはありません(腐らなければ)。
燃えやすい、という点はありますが。
そして、二酸化炭素と太陽エネルギーをたくさん取り込んで大きくなった木を有効利用するのですから、木の家に住むだけで、環境に優しいことをしていることになります(CO2を放出しないと言う意味で)。
そして、なんといっても、木のぬくもりって言うのでしょうか、住んで3年目だというのに、いまだに木の匂いがほんのりしたり、暖かい良質な空気のなかで生活できています。これはすばらしい。
しかし、デメリットもあります。
木は生きているので、住んで初めのころは、暴れまくります。
特に初めての冬の乾燥した時期、あちこちで「バキバキ」音がしていました。
これはどうしても起こるようです。
しかし、冬を2回、夏を2回経験すると、木の暴れが収まってきます。
外の空気に直接触れる部分は、しっかりと定期的に塗装してあげなければなりません。
これも手間です。
でも僕はこの作業が好きになってしまったので、苦にならなくなりました。
そんなこんなで、無事2年点検が終わりました。
後日、窓のヒビやクロスの補修など、細かい部分は、業者さんがきてくれます。
次の点検は、2年後。
大事に住もう、この家に。