この、
フランクリン・プランナー、
ビジネスマンで愛用している人は多い。
そして、その愛用者のリピート率は、驚くほど高いという。
他の手帳には浮気しないのだ、そう簡単には。
僕がはじめてフランクリン・プランナーを知ったのは、会社の社員研修だった。
「時間管理コース」
という研修コースで、フランクリン・コヴィー・ジャパンの認定コンサルタント(って言ったっけ?)の黄木先生が、外部講師として会社に来てくれて、みっちり1日のコースを僕らは受けたのだ。
会社では、数年に1度開かれるこのコースはいつも好評で、講師の黄木先生への信頼は厚く、あまり受けたがらないこういった社員研修も、このコースだけはなぜか人気が高いのだ。
つまり、一度受けた人は、受けていない人に「絶対いいから受けてみな!」ってな感じで薦めるわけだ。
で、僕も受けてみた。
実は、この黄木先生、個人的にもなぜか知り合いだったりする。
妻が、この方の娘さんとお友達だったり、何度か横浜にいたときに会ったことがあったり、、。
フランクリン・コヴィー社の著書の和訳も、いくつか手がけているらしい。
■7つの習慣 成功には原則があった!
この本は、ビジネスマンなら聞いたことがあると思う。
著名なコンサルタントのスティーブ・コヴィー博士のベストセラーで、当然、僕も持っている。
ここで、ビジネスのみならず、ライフスタイルの劇的な生産性の向上をうたっている訳だ。その鍵が、手帳だという。
フランクリン・コヴィー社は、ビジネスマン向けの研修で大きくなった会社であり、その稼ぎ頭のひとつが、この手帳シリーズなわけだ。
人生を手帳でコントロールしてしまえ、というコンセプト。
ビジネスにおける成功も、という欲張りな内容でもある。
ひとつの例を出そう。
■手帳を使って成績アップ
まずは、バルさんのこの記事を読んで欲しい(トラバさせていただきました)。
↓ ↓ ↓
「
フランクリン手帳」
ちょっと感動する出来事である。
手帳を正しく使うことで、お客様を獲得したばかりか、良好な関係を築くことにも成功している。
手帳とは、こういう風に使うものか、とメモ以上に機能する手帳の使い方にまず驚く。
もちろん、こういった使い方は、特にフランクリン手帳でなくとも可能かもしれない。
しかし、人生を自分の望む方向に舵取りできるツール、として手帳を持つとしたら、やはりフランクリン・プランナー以外は考えにくい。
それはなぜか?
■TQ 心の安らぎを発見する時間管理の探究
同じく、フランクリン・コヴィー社が著している本に、「TQ」というものがある。
僕も一通り読んだが、これは本当にすばらしいものだった。
ちなみに、前述の黄木先生が翻訳を手がけている。
順番としては、
7つの習慣
を読んで、その次に
TQ
がオススメかな?
TQ
とは、タイム・クエストの意。
時間を制覇してしまえ、というもの。
これを読んだら、「忙しくってとてもとても、、」なんて言い訳が出来なくなる。
著者のスミス氏の、会社を興すまでの苦労話も興味深いが、真骨頂はタイムマネジメントについての独特な説明。そこには時間と空間を超越した「
価値観」こそが人生を決めるものだという。
万人に共通に与えられた時間、なのに、成功する人とそうでない人がいる。
時間の使い方を上手にすれば、成功者の仲間入りが出来るはずなのだ。
もちろん、ここで言う成功とは、金銭的な成功のみを意味しているのではない。
本を読んだことがある人ならわかるだろう。
話を元に戻そう。なぜ、フランクリン・プランナーなのか。
時間管理と聞けば、小難しいことと考えがちではあるが、そんなことはない。僕らは日々、瞬間瞬間で、時間管理をしているのだ。
1) 目の前にある危機
2) これから始まるテレビ番組
3) いつかやろうと買っておいたゲーム
4) 将来起こるであろう災害への対策
大方、上の数字の順番で、優先順位をつけているのではないだろうか。
2)と3)は順番が変わることもあろうが。
もちろん、目の前の危機を最優先させるのは当然のことだが、
しかし、
いつもそればっかりに時間をとられていると、時間はいくらあっても足りないのだ。
「忙しい」を連発している人に限って、トラブル処理ばかりしていないだろうか。
フランクリン・プランナーは、そうならないために、4)を常に上位の優先順位におけるように設計されている。
つまり、上の例は、こんな風に分類できるのだ。
1)緊急かつ重要
2)緊急、しかし重要ではない
3)緊急でない、そして重要でもない
4)緊急でない、しかし重要
そう、
4)の緊急ではないが重要なこと、これを常に意識している人は、1)の発生が自然に少なくなるわけだ。
これが、人生に時間的・精神的なゆとりをもたらすという。
(これは、有名な「時間管理のマトリックス」)
もちろん、3)も必要だよ、たまにはね。
■フランクリン・プランナーのサイズは3種類
ポケットタイプ(通常の手帳サイズ)、コンパクトサイズ(A5をほんの少し小さくした感じ)、そしてクラシックサイズ(で、でかすぎ)。
値段も、大きさにより高くなるが、僕のオススメは、コンパクトサイズ。
かさばらず、手にしっかりとフィットする、ちょうど良い大きさ。
管理対象が相当多く、大きなページがどうしても必要、という人には、クラシックサイズもいいと思う。
■はじめに選ぶとしたら、、、
デイリー・スターター・キット
これがオススメ。
これと全く同じものを、会社の研修をきっかけに使い始めたのだ。
サイズは、僕のオススメ、コンパクトサイズ。
全部最初からそろっているので何も考えなくてもいい。
でも、自分なりにバインダーからリフィルから、好みのものをそろえたい、というキモチもわかるので、バインダーについても軽く触れておく。
バインダーは質感も十分の皮製。
しっとりと手になじむ。
カラーバリエーションも豊富で、ファスナータイプとそうでないタイプがある。
僕も、バインダーを新しくした。
イタリアン・ショルダーのブラウン(ファスナー・タイプ)を今は使っている(ちょっと高かったが、、、)。
リング径は30mmを選択。
スターターパックとは、初めてフランクリン手帳を使う人向けに、その効果的な使い方を教えてくれる仕組みが整っているのだ。
内容は、まず手帳そのもののリフィル、サテライトノート(手帳の分身のようなもの)、保管用バインダー、そして、使い方を説明するCD(黄木先生の声だったが、今では変わったのかな)、などなど。
企業研修で「時間管理」コースを受けるのと、同等の内容になるはずである。
■オススメのアクセサリ
僕は、自分の手帳に、こんなのを入れてます。
フォト・ページファインダー コンパクトサイズ
子供の写真を入れてます。
今日の日付の見開きに、この栞がはさまっていて、1日を子供の写真を見ながらスケジュールをこなしていきます。
もうひとつ、オススメのアイテム。
「カットアウェイ・デイリー・ノートコンパクトサイズ」
毎日1ページですめばいいが、たまにはたくさんメモする必要もあるもの。
そんなとき、上部がカットされただけの、単純な作りのこのノートが重宝する。
上部がカットされているので、その日のページに挿入しても、日付が隠れてしまうことがない。
プラスチック・バリュー・パックもオススメ。
とても便利です。
・クレジットカードホルダー
・ファスナー・ポーチ
・シート・プロテクター(2枚入り)
・写真ホルダー
これらがセットになったもの(コンパクトサイズの場合)。
なんか、このフランクリン・プランナー、システム手帳というより、ちょっと大きめの財布になったような感覚。(笑
とりあえず、スターターキットで使い方に慣れる。
そして、次回リフィル更新の時、自分にあったリフィルを選ぶ、という使い方がいいと思うのだ。
はじめから、オリジナルのプランナーを作り上げようとしても、リフィルの種類があまりにも多すぎて、迷ってしまいますから。
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フランクリン・プランナー
■プランナーの賢い使い方
もちろん、このフランクリン・プランナーという優れた手帳を使い始めたからといって、劇的な生産性向上が約束されているわけではない。
プランナーの使い方に慣れるまで、ちょっと時間がかかると思う。
見開きで1日分という分量だって、最初はあまり書くことがなく、多すぎるスペース、と感じることもあるかもしれない。逆に少ないと感じる人もいると思う。
自分にあったリフィルを探すという楽しみも、あるわけだ。
ちなみに、僕は見開き1日、というタイプではなく、1日1ページ、というコンパクトな設計のプランナーを採用している。
↓
これだと、手帳の厚さも半分になる。
でも、最近手帳に書き込む量も増えてきているので、来年のプランナーは「見開き1日(1日2ページ)」のタイプにしようと思っている。というか、既にそのタイプを注文している。
なにより、この手帳を使い始めるにあたって、自分の価値観は何なのかを、じっくりと考えていく必要がある。
この作業には、数日かかると思う。覚悟しよう。
しかし、それだけ時間をかける価値があるのだ。
なぜなら、このフランクリン・プランナーは、自分の価値観を自分でじっくり考えて、それを中心に日々の生活でこなさなければならないスケジューリングを、正しい優先順位で処理できるような設計になっているからなのだ。
偉そうに書いてきたが、もちろん、100%活用している、とは言い切れない。
ともすると、忙しさにかまけて、日々の優先順位をリストアップする、という小さな行為がテキトウになったりすることもある。
しかしながら、この手帳は手放せない。
まだまだ、人生において成功している、とは言いがたいし、そのために正しい手帳の使い方を学んでいる道半ば、といった状況だからだ。
でも、やっぱりこのフランクリン・プランナーはオススメなのだ。
フランクリン・プランナー
■おまけ
手持ちのシステム手帳のバインダーを、下取りに出せば、3,150円のバインダー購入券(税込み)がもらえる。
10,500円(税込み)以上のフランクリン手帳のバインダーにのみ使える。
システム手帳なら、どこのメーカーでもいいらしい。
フランクリンに乗り換えてくれるなら、3,150円くらいのおまけ、痛くないんだろうな。
ちなみに、僕も新しいバインダーにするとき、この下取りサービスを使いました。
フランクリンプランナーのショップサイトで「バインダー」のページに行くと、サイドバー下側に、「バインダー下取り」とあるので、詳細はそこからどうぞ。
フランクリン・プランナー
モンティーチェロのリフィルを本日チェックしました。
やはり一番良かったのは、大理石調の模様が変化したことです。落ち着きが更に増し、気品もアップしました。
また、ボールペン、万年筆ともに書き味はとても良いです。
最初からこれにすれば良かったと後悔するくらい良い...
来年の手帳、まだ買ってない。
とにかく伊東屋の手帳フェアへ、とは思っているのだけれど。
今日までは、ソフトブレーンの宋文洲さんの営業プロセスマネージメント手帳2008 にしようかなと思っていたんだけれど。まだ、実物見れてないし。
しかし、今日フランクリンプ...