とあるお話。
お父さんは井戸を掘っています。
お母さんから頼まれて、娘がお弁当を届けにきました。
お父さんは、穴の底で仕事をしています。
娘には、お父さんの姿が見えません。
でも、確かに穴の底にいます。
「お父さん、お弁当をもってきたよ」
「サンキュー。じゃぁ、そのお弁当を下に落としてくれ」
↓ ヒュー
パシッ
お父さんはお弁当を受け止めました。
真っ暗で、娘にはお父さんの姿が見えませんが、確かにお父さんは穴の底にいます。
お父さんが上を見上げると、まんまるの青い空が見え、娘が覗き込んでいるのがはっきりとわかります。
お父さんは、お弁当を届けてくれた娘がいとおしくなりました。
そして、いいことを思いつきました。
「おーい、ここにおいで。一緒にお昼ご飯をたべよう」
「え?どうやってお父さんのところに行けばいいの?」
「そこから飛び降りるんだよ。大丈夫、お父さんがお前をしっかり受け止めてあげるから。」
・・・・・
何メートルもあるその穴、娘は飛び降りるのでしょうか。
お父さんは本当にしっかりと受け止めてくれるのでしょうか。
果たして、自分の子供は、躊躇なく飛び降りる、と言うだろうか。
父親への完全な信頼があれば、飛び降りるかもしれない。
そんな強い関係があれば、かなりいいね。
あすきっと@こんな話をしたら躊躇せずに「飛び降りる」と言ってくれた娘に感激
→ その前に腕を鍛えなきゃ(笑)。
(お前、何メートルも落っこちる恐怖をしらねーのか、という子供相手の突っ込みはなしね。お話ですから。)
Posted by askit_bp at 10:00│
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