当初、45度の勾配で考えていました。
しかし、本当にこれでよいのか、悩みました。
45度って、すごく急ではないのか。
スキー場でも30度もあればびびるほどのスロープです。
しろうとの、しかもまともな足場も準備していない僕に、45度で屋根葺きができるのだろうか・・・。
死にたくはありません。
妻と幼い2人の子供を置いて逝ってしまうには、まだ僕は若すぎるのであります(36歳)。
ということで、30度勾配に変更です(って、それでもまだ急勾配)。
屋根用の棟木を作ります。
60度の角度をつけで2x4材をきっていきます。
こうすれば、斜めに切ったところをあわせれば120度になり、30度勾配の出来上がりです。
OSB材をホームベース型に切って、120度の角にあわせて固定します。
このときのコツです。
1セットずつばらばらに棟木を作るのではなく、1セット作ったら、それをガイドにして、次のセットを作ります。
まったく同じ角度にするためです。
これで、屋根の面も、きれいに出るはずです。
躯体と屋根用の棟木を固定するために、金具を使用します。
シンプソン ハリケーンタイ H1型
これを使います。
端のところは、ダイヤモンドカッターで、加工します。こんな感じ。
加工した金具は、このように取り付けました。
横方向から、頂点が一直線上にあるように、チェックしながら棟木を固定していきます。
そうしたら、今度は屋根板を張っていきます。
ここでもOSB材を利用します。
ここでのコツ
OSB材を切断するとき、60度の角度をつけておきます。
丸鋸は角度をつけて切ることができます。
すると、棟木に固定するとき、隙間ができません。
こうして屋根材を2x4材に打ち付けていきます。
結構、怖いです。30度の勾配は、やはりまだ危険です。
無事、打ち終わりました。命があっただけ、ありがたいことです。
■01.はじめに 〜物置DIY目次〜
■02.予算とプラン
■03.材料運び
■04.基礎の水平
■05.モルタル流し
■06.アンカーボルト
■07.根太組み、そして床
■08.躯体の組み上げ(2x4工法)
■09.屋根の仕様変更
■10.屋根:致命的設計ミス露呈
■11.屋根:水切り
■12.屋根:ルーフィング
■13.屋根:アスファルトシングル
■14.外壁の仕上げ
■15.コーキング
■16.ドアも手作りで
■17.ドアが、、、、閉まらない!
■18.完成!
Posted by askit_bp at 09:33│
Comments(0)│
TrackBack(0)