ブロックを16個準備します。
適当にまず並べてみて、おおよそのイメージをつかみます。
棒を8本用意して、「井」の字型にくい打ちをし、物置の敷地きっかりに水糸をはってみます。
とりあえず、直角に。
結構、むずかしいんです。
レベルをとります。
つまり、完全な水平をとらなければならないわけで。。。
3点ならまだ楽です。3点あれば、どんなあほうでも完全な面は作れるのです(あたりまえだ)。
しかし、物置は4点を同一平面上におかなければならないわけで、、。
むずかしい。。。
水糸でとりあえずつくった長方形(うえから見る分には、完全な長方形、、、にみえる)、今度は真横から見てもスパッときれいに水平になっていなければならないのです。 手詰まってしまいました。
ネットでDIYのページを探す旅にでます。
「おお、そんな手があったか!」
大工さんなら常識でわかるレベルのとりかたです。
透明ホース、を使うのです。
水糸を縛っている杭に、水を入れた透明ホースをくくりつけます。
ホースのもう一方を、別な杭にくくりつけます。
そして、水の位置を、それぞれの杭に印をつけます。
これで、2点の絶対的な水平レベルが出ました。
同じ作業を別な杭で行います。
ここで注意。
はじめの杭を基準にすることです。
ホースをあっちこっちに移動すると、水がこぼれてしまうことがあります。
それでは、水平のレベルがバラバラになってしまうのです。
そこで、ひとつの杭を基準にしたら、その後に測る水平レベルは、相対的な距離を念頭に入れなければなりません。
なんとか水平が取れました。
目線を水糸まで落とし、水平方向を見てみますと、同じ平面上に水糸があります(あるように見えます)。
物置の床の高さを決めます。適当です。
そしたら、床の面から地球に向かって、距離を足し算していきます。
床材:OSB版11mm
根太:90mm角材
101mmのところに、ブロック基礎の上部が来ることになります。
ブロックの高さを念頭におき、そのように地面を掘っていきます。
適当な深さを掘ったら、砕石を敷き詰めていきます。
タンパーで突いていくはずですが、そんなものはありません。
石頭ハンマーで、ガンガンたたいていきます。
時折、ブロックをおいて、大体水平になっているかを確かめます。
■01.はじめに 〜物置DIY目次〜
■02.予算とプラン
■03.材料運び
■04.基礎の水平
■05.モルタル流し
■06.アンカーボルト
■07.根太組み、そして床
■08.躯体の組み上げ(2x4工法)
■09.屋根の仕様変更
■10.屋根:致命的設計ミス露呈
■11.屋根:水切り
■12.屋根:ルーフィング
■13.屋根:アスファルトシングル
■14.外壁の仕上げ
■15.コーキング
■16.ドアも手作りで
■17.ドアが、、、、閉まらない!
■18.完成!
Posted by askit_bp at 10:00│
Comments(0)│
TrackBack(0)