2005年01月27日

マイホームを考え始めたら 8)冷暖房設備と換気(ものすごく重要です!)

シリーズでお届けする、「マイホームを考え始めたら」。
今日のテーマは、「冷暖房設備と換気」

 

1)先立つもの(頭金は?)
2)ローンはどうする?(いくら借りるんですか)
3)金利は? (タイミング命)
4)立地(本当に、その土地でいいんですね)
5)将来の家族のありかた(10年後、子供も大人も10歳ずつ年をとってます)
6)家の性能(快適な家がいいに決まってます)
7)メンテナンスの方法(日本人は、あまりにもメンテナンスしなさすぎ)
8)冷暖房設備と換気(ものすごく重要です!)

■家をダメにするもの、それにはどんなものがあるでしょうか。

地震、火事、津波、洪水、、、いろいろあげられると思います。

まぁ、天災は、どうしようもないです。
地震や火事は、防ごうと思っても、無理な話です。

では、防げそうなものには、何があるでしょうか。

それは


「湿気」です。


まず、日本の気候では、家が30年もてばいいほうだ、という考え方そのものを否定しましょう。
そのような考え方は、「湿気」は防ぎようがない、と信じ込んでいるところから来ているからです。日本特有の気候がそうだから、仕方ないって思っちゃうんですね、きっと。

家をボロボロにするものは、主に3つの原因が挙げられると思うんです。

1)メンテナンスしないこと
2)カビ
3)アリ

そして、湿気を好むのか、カビとアリです。
だから、湿気を克服できれば、そして、メンテナンスをしっかりやれば、家の寿命は倍増します、間違いなく。

壁や床の中にある、見えない木材、大丈夫ですか?

よく、建売用の建築現場をみますが、平気で雨ざらしにされてますね。
ブルーシートなどで養生もせずに。

大丈夫かな、って思うんだけど、建売だから、施主が決まってないわけで、うるさく言う人は誰もいませんから、大丈夫なんでしょうね。

(もちろん、きちんと雨対策をするケースもあると思います。これは建売住宅を否定しているわけではないですので、誤解のないようにお願いします。)


そして、建売住宅を買う人は、そんな建築現場を見たわけではないので、うわべのすばらしい、カッコイイ家に惚れてしまって、ハンコを押しちゃうんですね。
雨ざらしになっていて、水分を余計に吸い込んだ木材を見えない場所に隠されていることも知らずに。

まぁ、実際に大工さんは、少しぐらいの雨でもたいしたことはないって言うらしいけど。素人目からみても、ホント?って思っちゃいます。

パネル工法で、たった一日で屋根までくみ上げちゃったお宅が、近所にありますが、これはすごいですね。雨なんかにビクビクする必要がないんですから。

また、雨にぬれるのを防ぐため、屋根がかかるまでの間、しっかりとブルーシートで養生してくれる大工さんも、ステキです。我が家はそういう職人さんでしたから、本当に良かったと思ってます。


■あと、大切なのが、冷暖房設備。
冷暖房については、人それぞれ、地域の特性もあるでしょうから、ここは東北以北の例で。

パネルヒーター、サイコーです。

音もなく、風もなく、しずかに、ほんのりと部屋を暖めてくれます。
輻射熱っていうそうです。

あと、薪ストーブ

僕は導入しなかったけど、これには後悔しています。
だって、火が大好きなんですもの。

あの、遠赤外線を顔に浴びながら、薪をくべる。
どんなに顔が火照っても、大丈夫なんです。
子供のころ、イヤってほど薪の火とともに生活していたから、薪ストーブは面倒だからいいや、って思ってたけど(実はお金が回せなかったってこともあるが)、今思うと、ホント失敗ね。これから建てる人には、ぜひ検討して欲しいですね。

冷房については、あまり詳しくないので、コメントは控えます。


■最後に、換気システム。
まぁ、結論から言えば、3つある方式のうち、第三種換気が一番優れている、といっていいと思います。

第一種換気とは、吸気と排気を同時に強制的に行うタイプ

第二種換気とは、吸気を強制的に行うタイプ

第三種換気とは、排気を強制的に行うタイプ

で、なぜ第三種なのか。
メンテナンスのしやすさと空気の質の面で、他を圧倒するからです。

まず、その仕組みの単純さが、大きな魅力です。
仕組みが単純だと、壊れにくいんです。

昔のテレビは軽く15年は持ちましたよね。
でも、最近のテレビは3年もすると、どこかしこ、おかしくなってしまいます。
あまりにも機能が複雑で、ちょっとのホコリで、回路がおかしくなるんですね。

また、むかしの鉄のフレームでできたカメラ
この先何十年でも使えちゃいます。
デジカメなんて、使っても数年でしょ。
一度壊れたら、まず直りそうにないし。

と、テレビとカメラを例に挙げましたが、要は、単純なつくりが一番、ってことです。
だって、100年建ち続ける家を目指す以上、最新式の高価な、複雑な、電子回路がごてごてついた設備なんて、必要ないんです。

だから、第三種換気が優れている、といえるんです。
頑丈なモーターで、室内の空気を強制的に外へ排出するだけ、という仕組みです。
室内は、陰圧になるので、窓や壁に取り付けた吸気口から、外からの新鮮な空気を自動的に取り込むんです。
あと、定期的な掃除も、頻度は少なくて済むんです。半年に1回程度かな。

■こんな風に8回にわたって、家づくりの僕の考えをダラダラ書いてきたわけだけど、参考になったかな?
僕が書いてきた内容は、これから家づくりを考えるなら、たっぷり時間をかけて考えるべきところですね。 で、結局のところ、こんな感じでまとめちゃおう。

いい家に期待するのは、

○快適さ
○ほどほどの満足感
○家に愛着をもてること

こんなところだろうか。




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